【弁護士のパソコン #6】究極の事務作業はペダルで

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ペダルと聞いてピンとくる弁護士は少ないと思います。ペダルは主に、事務局が単純作業を行う場合に使用します。

ペダルは、1個のものと3個つながったものがあり、それぞれのペダルに、キーボードのキーを割り振ることができます。

USBフットペダルスイッチ 3ペダル

例えば、ペダルに【ENTER】キーの機能を割り振っておき、そのペダルを押すと、パソコン上で 【ENTER】が入力されます。

ペダルのメリットは、手を使わずに入力作業ができる点です。

例えば、過払金の引直し計算を行う場合、取引明細書を見ながら、Excelに「年月日」「借入金額」「弁済額」を入力する必要があり、ペダルを使わずに入力する場合、右手がテンキーとキーボードを何度も往復することになりますが、その度にポジションの確認をしなければならないので非効率です。

キーボードの入力作業をペダルに割り振れば、左手を取引明細書、右手をテンキーの上に固定して入力作業が行えるので、作業効率が上がります。ペダルの使い方や、割り振るキーは工夫次第です。

3連ペダルは混乱しやすく、人によってはキーボード入力の方が早いこともありますが、ペダルを上手に使いこなすことで、単純な入力作業を効率的に処理できる場合があります。膨大な量の入力作業を行う場合は、ペダルの活用を検討してみてください。

ちなみに、事務局の方から、「先生、ペダルという便利なツールがあるので、うちの事務所でも導入してみませんか。」と提案されることはまずありません。弁護士が必要に応じて提案しなければ、非効率なやり方が延々と繰り返されます。

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