1 一番簡単な方法
以下のURLをクリックすると、日弁連のログイン画面になります。IDとパスワードを入力すると、マニュアルが表示されます。
2 少し面倒な方法
日弁連会員専用サイトにログインし、右上の検索ボタンをクリックして、「Microsoft Teams 利用マニュアル」と入力します(文字の間の空白が必要です。)。
検索結果の上位に表示される「microsoft_manual.pdf」がマニュアルです。
3 非常に面倒な方法
日弁連会員専用サイトにログインします。
→「日弁連情報」をクリック
→「重要課題の動き」をクリック
→「民事裁判手続等のIT化について」をクリック
→「1 裁判所の主なマニュアル」にある「Microsoft Teams 利用マニュアル」をクリック
「Microsoft Teams 利用マニュアル」 についてのコメント
裁判所の民事訴訟手続にMicrosoft Teamsが導入されるということで、 Microsoft Teamsの本を2,3冊購入しましたが、一般的なビジネスユースと裁判手続では使用する機能が異なり、あまり参考になりませんでした。
Microsoft Teamsの解説書を一冊だけ買って、あとは上記のマニュアルを印刷して手元に置いておくと良いかもしれません。
上記のマニュアルは、優秀な若手裁判官が作成したものだと思いますが、弁護士はマニュアルの上部をホッチキスで留めるので、次回の改訂の際は、上端に3センチの余白を設けてもらいたいものです。
Microsoft Teamsの利用に関して、弁護士が気を付けるべき点
1 期日の30分前までにMicrosoft Teamsにログインし、マイク・スピーカー・カメラが正常に動作するか確認しておく
ごくまれに、Microsoft Teamsにログインできなくなることがあります。
私は、書記官とのテスト通話の際は問題がなかったにもかかわらず、当日になってMicrosoft Teamsにログインできなくなったことがありました。すぐに別のパソコンを立ち上げたのですが、Windowsのアクセス許可やセキュリティーソフトの設定を変更する時間がなく、やむなく電話での対応に切り替えてもらいました。
時間に余裕をもってMicrosoft Teamsを立ち上げ、問題があったら書記官に連絡のうえ、裁判所に出頭するか、電話で対応してもらうことをお勧めします。
ちなみに、Microsoft Teamsにログインできなかった理由は不明で、最終的にパソコンのOSをクリーンインストールしました。
2 ファイルのアップロードと画面共有の方法は必ず知っておく
ファイルのアップロードは、ファックス送信に比べ、誤送信のリスクが圧倒的に高いといえます。
多くの弁護士は、依頼者ごとにフォルダを作成してファイルを保存していると思いますが、準備書面と間違って依頼者との打ち合わせメモを送信した場合、間違いなく責任問題が発生します。
期日中に、裁判所からファイルのアップロードを依頼されることがありますが、私はリアルタイムのファイル送信を避け、期日後に何度も確認してからファイルをアップロードしています。
ファイルのアップロードと削除の方法は、Microsoft Teamsの解説書を見てマスターしておきましょう。また、使用頻度は低いですが、画面共有も敵方に不要な情報を与えることがありますので、使用方法を理解しておくことをお勧めします。